吹き出物 肌荒れ 妊娠

妊娠中は肌が荒れ吹き出物ができやすい|便秘が解消できれば治る可能性も

便秘と吹き出物、肌荒れには大きな関係があります。
胃や腸で消化吸収が終った食べ物のカスは、出来るだけ早く排泄しなくてはいけません。もし、食べ物のカスが腸の中に長期間滞在すると、腐敗して有害物質となります。

 

腸の中で作られた有害物質からは毒素が発生します。その毒素が腸の壁から吸収され、血液に入り込み全身に送られ、皮膚の毛穴を通じて外に出ようとするときに、吹き出物を引起します。

 

 

また、腸内の有害物質は肌の新陳代謝を低下させ、肌が生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)を狂わせることがあります。これが肌荒れの原因となります。

 

 

吹き出物や肌荒れを防ぐには、腸内にいる悪玉菌を減らすことが重要です。腸内に住んでいる悪玉菌の数が増えると、有害物質が作られやすくなります。さらに、腸の動きを鈍くするので、食べ物のカスの排泄が遅くなってしまいます。

 

 

腸内に悪玉菌が増えてしまう原因は、食生活の欧米化が考えられます。欧米風の食事に多く使われている卵、肉類、油などは、腸内に住んでいる悪玉菌の繁殖力を高め、悪玉菌の数を増やします。

 

 

一方、日本食にたくさん使われている穀物、根菜類や野菜などは、善玉菌の栄養源となり、善玉菌の数を増やすことが出来ます。善玉菌の多い腸は動きが活発となるので、便秘になりにくくなります。

 

 

つまり、ハンバーガーやグラタン、ドーナッツ、ケーキ、クッキーなどの欧米風の食事を減らし、野菜の煮物などの日本食を食べる機会を増やすことが吹き出物や肌荒れを減らすことにつながります。