禁煙したら便秘になった|妊娠中の便通を良くする酸化マグネシウム
禁煙すると便秘になったという話を聞くことがあります。このような事が起きる原因は、タバコを吸ったときに体内に入ってくるニコチンにあります。
ニコチンが体内に入ると様々な悪影響が出ますが、その中に下痢を引起すことがあります。この下痢を引起す作用により、便秘の人が普通の排便になることがあります。つまり、禁煙したから便秘になったのではなく、もともと便秘だったということなのです。
禁煙後に現れる便秘は、腸の動きが悪く、腸の中に便が滞在する時間が長くなり、便の水分がどんどん吸収されるためコロコロウンチになります。このような便秘には酸化マグネシウムという薬が効果的です。
酸化マグネシウムが腸の中に入ると、便の中に水分を引き寄せ柔らかくすることが出来ます。身体への負担も少なく、身体に吸収されることもほとんどないので、妊婦さんでも安心して使えます。
と言っても、薬は便秘を解消するものではなく、一時的な対処として使ってください。薬療法と併せて食生活や生活習慣を改善することが本当の便秘解消につながります。食生活、生活習慣についてはこちらの記事を参考にしてください。
ママがタバコを吸うとお腹の赤ちゃんに送られる栄養や酸素が減少し、苦しい思いをしています。低体重児や流産になる可能性が高くなります。禁煙により
便秘になるのは辛いかもしれませんが、赤ちゃんのためにも必ず禁煙してください。