病院に相談 便秘 妊娠

妊娠してから便秘|何日出なかったら病院に相談して良い?

妊娠すると、それまで毎日快便だった人でも突然便秘になってしまったり、便秘が悪化してしまうことが多いです。ホルモンの変化や精神的な負担、運動不足、水分不足など様々な要因が考えられます。

 

 

便秘は放置すると徐々に症状が悪化してしまうので、しっかりと便秘対策を取ってください。また、恥ずかしがらずに病院に相談することも大切です。

 

 

何日でなかったら便秘?

毎日快便だった人が3日続けて便が出なかったら、便秘と判断して良いでしょう。また、少しずつ便が出ていても、便が残っているような感じがしてスッキリ出来なかったり、お腹の張りや不快感がある、便が硬いなどの症状があれば、日数に関わらず便秘と思われます。

 

 

便秘による症状1.お腹の張り
排泄されなかった便が大腸の中に溜まるので、大腸が広げられます。さらに、大腸の中に溜まった便は、腐敗が進み大量の有毒ガスが発生します。この便とガスによって大腸が広げられるため、お腹が張ってしまいます。

 

 

便が腐敗したときに発生する有毒ガスは卵が腐ったような臭いニオイがします。そのガスは、臭いおならとして体の外に排泄されます。

 

 

便秘による症状2.体調不良や肌荒れ
有毒ガスはおならとして排泄されますが、それでも残ってしまったガスは大腸の壁から吸収されて、血液内に入り込みます。有毒物質で汚れてしまった血液は体全身を巡ります。

 

 

血液に入った有毒ガス(有毒物質)の一部は汗や皮脂に混じって、毛穴から排泄されます。このため肌荒れや吹き出物などが出来てしまいます。

 

 

便秘による症状3.痔
大腸の中に溜まった便は、大腸によって水分がどんどん吸収されてカチカチになってしまいます。硬い便を出すときに、肛門には大きな負担がかかり、時には傷をつけてしまうことがあります。そのため、イボ痔や切れ痔になってしまうことが多いです。

 

 

便秘は放置せずしっかり対応|病院に相談することも

便秘は放置してしまうと症状が悪化してしまいます。大腸の中に溜まった便は、カチカチになり、さらに排泄が難しくなります。すると、腸の中に溜まる便はどんどん増えてしまうため、症状が悪化します。

 

 

便秘によるお腹の張りは強くなります。便はさらに硬くなるので、痔になってしまう危険性もさらに増えてしまいます。お腹が大きくなると、便秘しやすくなり、体を動かすのも難しくなるので、早め早めの対応が大切です。

 

 

便秘対策で一番重要なのが食べ物です。食べ物によって便は硬くも柔らかくもなります。さらに、腸内環境にも影響を与えて、大腸の動きが活発になったり、鈍くなったりします。便秘解消に効果的な食べ物はこちらにまとめているので参考にして下さい。

 

 

 

 

”便秘くらいで病院を受診してもいいの?”とか”恥ずかしい”と思ってしまう方もいますが、そんなことは思わずに主治医にしっかりと相談したほうがいいです。妊娠中は、定期健診があるので、その時にしっかりと伝えてください。もし、定期健診まで時間があるときには、産婦人科を受診して相談したほうが良いかもしれません。

 

 

症状によっては妊婦さんでも使える、体に優しい便秘薬を処方してくれると思います。妊娠中はお腹の赤ちゃんへの影響が心配なので、独自の判断で市販薬を使うのは避けたほうが良いです。

 

 

お腹の張りや腹痛、便の状態がいつもと違うと感じたときは、恥ずかしがらずに、すぐに主治医に相談しましょう。