朝排便できない|腸を刺激して蠕動運動を活発にさせるには
妊娠中はホルモンのバランスが崩れるため、腸の動きが鈍くなることが多いです。そのため、妊娠前は毎朝排便していたのに、妊娠後に便が出にくくなったという人も多いです。朝スッキリさせるためにも以下のことを守りましょう。
朝食をしっかり食べる
胃に食べ物が入ると、脳から腸に指令が出て、活発に動き始めます。腸の入り口に食べ物が入ってくると、出口が広がります。食べ物が腸の中を進んで肛門付近に到達すると便意が起こります。
つまり、排便するためには、食事が不可欠なのです。特に、朝は腸が最も強く動く時間帯ですので、朝、目覚めたばかりの胃と腸に食べ物を入れることはとても重要なことです。
目覚めにコップ一杯の冷たい水
腸が最も強く動く時間帯の朝に、冷たい水をコップ一杯飲むと、腸の動きを活発にさせることが出来ます。しかし、冷たい水をいつも飲むと体を冷やしてしまいます。
妊婦さんが体を冷やすと血液の流れが悪くなり、むくみやお腹の張りなどを引起してしまいます。体を冷やさないためにも、朝目覚めの一杯以外はなるべく常温に近い水を飲んでください。
不規則な生活をしない
夜更かしなどで生活のリズムが狂ってしまうと、排便のリズムも狂います。生活リズムが狂うと自律神経が乱れます。自律神経は腸の動きを調整しているので、腸の動きも乱れ、排便力が落ちてしまいます。
排便リズムをつける
排便にはリズムがあります。なので、便意がなくても毎朝、決まった時間にトイレにゆっくり座ることで排便リズムを作りましょう。排便リズムが出来れば、ある時間になったら便意が起こるようになります。