便を柔らかくする 食べ物

ウンチが硬くて排便のとき肛門が痛い|便を柔らかくする食べ物

水分

ウンチを柔らかくするためには、ウンチに含まれる水分量を増やすことが必要です。そのためには、水分をたくさん取らなければいけません。水分不足になると、ウンチに含まれる水分が吸収され硬くなってしまいます。

 

 

水をたくさん飲むと手足がむくまないの?

むくみが気になるからと思い水分摂取を減らす人がいますが、これは間違いです。水分をたくさん取ると、新陳代謝が活発になります。すると、老廃物がしっかり排泄できるようになるので、逆にむくみが取れやすくなります。

 

水分はどうやってとればいいの?

水分は、水や麦茶、ルイボスティーなどカフェインが入っていないもので摂ることが大切です。コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれているカフェインには利尿作用があるので、せっかく飲んでもすぐにおしっこで排泄されてしまいます。

 

 

また、水分はこまめに少しずつ飲んでください。一度にたくさんの水分を飲むと、すぐに排泄されてしまいます。

 

 

食物繊維

食物繊維が便秘解消に効果があるというのは、知っている人も多いと思います。ですが、食物繊維には2種類あること、食べ方を間違うと便秘症状が悪化する可能性があることを知っていますか?

 

 

食物繊維は2種類

食物繊維には2種類あります。まず、ごぼうやキャベツなど野菜に多く含まれている不溶性食物繊維。特徴は、水を含むと大きく膨らみ、便の量が増やしてくれます。すると、大腸が刺激を受けて、活発に動き出します。

 

 

そして、もう1つは昆布、わかめなどの海藻類、果物などに多く含まれる水溶性食物繊維。特徴は、水に溶けてゼリー状になり、ウンチを柔らかくしてくれます。

 

 

この2つの食物繊維をバランスよく食べることで、柔らかいウンチがたくさん作られて、スッキリ出せるようになります。理想的な割合は 『不溶性』対『水溶性』が2対1です。

 

 

サラダばかり食べるとお通じが悪化

お通じに良いからと言って、生野菜ばかり食べていませんか?生野菜にはたくさんの不溶性食物繊維が含まれています。ただし、そればかり食べていると、水分の少ない便がどんどん増えるので、糞詰まりの状態になります。しっかり、しっかり水分と水溶性食物繊維を一緒に取ってください。

 

 

乳酸菌

大腸の中には、数百種類の大腸菌が住んでいます。その中には、腸内環境を整える善玉菌と悪化させる悪玉菌がいます。お通じが悪い人の腸内は、悪玉菌がたくさんいて、腸内環境が乱れています。

 

 

善玉菌を増やして腸内環境を整える

善玉菌は食べ物から摂ることができます。ヨーグルトやチーズ、キムチや味噌などの発酵食品には善玉菌の1つ乳酸菌がたくさん含まれています。特に、漬物やキムチ、味噌などの発酵食品に含まれている乳酸菌は、生命力が強いので効果が高いです。

 

 

オリゴ糖

オリゴ糖とは、玉ねぎや牛乳、トウモロコシ、母乳にも含まれている糖類の1つです。オリゴ糖は、腸内細菌のエサになります。特に、善玉菌の大好物なので、オリゴ糖を取ると善玉菌が元気になります。

 

 

また、オリゴ糖は低カロリー(砂糖の半分くらい)なので、カロリーが気になる妊婦さんでも安心して取ることができます。砂糖の代わりに料理に使ったり、ヨーグルトや飲み物に入れて簡単に取ることができます。オリゴ糖についてはこちらにまとめました。

 

 

ビタミンC

果物や緑黄色野菜に多く含まれているビタミンC。健康に良いというイメージがありますが、便秘にも効果を発揮してくれます。腸内で分解されるとガスが発生し、このガスが腸を刺激して、動きを活発にしてくれます。

 

 

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